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大きな渦に飲み込まれた人間達の処世術〜「2番目、或いは3番目」ナイロン100℃ 35th SESSION(@8/5 りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 劇場)

ナイロン100℃ オフィシャルサイト


他人をおとしめる事無く、
自分が幸せを感じる方法に
自分よりも不幸せな人を見つけて、
自分がその不幸を取り除いてあげる
というやり方があるのです。

もし何か大戦か、天災が起きて
自身の街が壊滅的打撃を受けてしまい
悲観する空気が満ち満ちて生き辛くなったら
生きる意欲を取り戻す為に
さらに悲観的な状況の人間を見つけて
自身の状況が彼らよりマトモであるという
上位的な実感を持って意欲を取り戻すのだろう

しかし
「彼らは私たちより不幸だ」
という状況の居る人たちを見つけて、いざ
「大変でしたね、たいそう辛い思いをされた事でしょう」と
近寄ってみた時に、
「大変は大変だったけれども、まぁ何とかなるものですよ。ははははは」
などとあっけらかんと開き直った態度を見せられた時、
一気に形勢が逆転してしまう。

人や自分の気持ちに素直に対面する人たちは
形だけの幸せに対し純粋な利己的幸福を求め
"一番の不幸者"を探し、
対になる人たちは
状況を飲み込み、その中で
自分たちなりの解釈を持って内輪で辻褄合わせをして
"一番の不幸者ではない"と信じて幸福としている

それらのどちらともが
「我々は一番の不幸者ではない、2番目、或は3番目」
と思っているのだ。

形は違えども"生きている"という事に違いは無く
そして各々の幸せを求めて此れからも生きていくのであろう。

対峙する人間が多ければ多い程、偏見や差別はなくなる事は無く
善意という形を持った卑下の視線も同じものである。
しかしながら人間として生活を共にしていく事で
心は邂逅され
"只、同じ人間でしかない"
という事に気付くのであります。

そして社会の力とは大きく、そんな人間たちの心など気にする事も無く
人間自身でありながらも統率するという大義を持ちながら
他の人間を卑下するものであります。いまの世の中もそう。。

結局のところ、どのような形が幸福なのか、不幸なのかという事など
どうでもよく、各々の思うように生きているという事が
大事なのではないだろうか?

「人間、暖かいうちならくっつくのだ…」


今回の御芝居、
正直、大倉孝二演ずる老人の
演技やギャグがキャラクターが定まらず突飛なテンションの為に
物語を見ている上で非常にノイズになってしまっていたのを残念に思います
どなたかが書かれていた
「大倉孝二は大倉孝二でしかない」
というところが今回のお芝居に関しては非常に残念なポイントであります。
個人的にとぼけた老人として"カラフルメリィ〜"の
山崎一さんが御上手すぎるのでそこと比べてみてしまうのでした。

とはいえ、いつも通りナイロン節ともいえる
くだらないギャグ全開なポイントは最高にオモロく
犬山イヌコ&松永玲子の双子姉妹のシンクロ感
緒川たまきの解りやすく行き過ぎた善意の押し売り感
マギー&三宅弘城の小ネタの絶妙なフック
そして、あの気持ち悪いニョロニョロは何????
観劇された大勢の方々が皆さんおっしゃるように
3時間半(休憩含)なんかあっという間に過ぎてしまった。

あと、緒川たまきさん。
昔から見ていた女優さんだったので楽しみにしていた
生たまき、美人すぎました。
峰村リエさんがかなり大柄なイメージがあったのにも関わらず
同じくらいの背の高さだったので緒川さんも
背の高い方なのだなぁと吃驚!!
あと、カーテンコール後にいつも恒例になっている
三宅弘城さんのピースサインが今回は無かった……ガッカリ

9月にはCSでの放送もあるのでその時にさらに咀嚼できたらなぁと。。

楽しめました。


NYLON100℃ 35th SESSION
「2番目、或いは3番目」

作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ みのすけ 三宅弘城 峯村リエ 大倉孝二
   松永玲子 村岡希美 藤田秀世 長田奈麻 喜安浩平
   白石 遥 伊与顕二 斉木茉奈
   小出恵介 谷村美月 緒川たまき マギー
音楽:朝比奈尚行  美術:BOKETA 照明:関口裕二(balance,inc.DESIGN)  
音響:水越佳−(モックサウンド)  映像:上田大樹 大鹿奈穂(&FICTION!) 
衣裳:前田文子  ヘアメイク:武井優子 
演出助手:相田剛志  舞台監督:宇佐美雅人(バックステージ) 
大道貝:櫻井敏郎(C-COM舞台装置) 唐崎修(smile stage) 
小道具:池上三喜(高津映画装飾)
企画・製作:シリーウォーク キュープ
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